「どの程度の日焼けなら脱毛できるの?」
そんな悩みを抱えていませんか?
日焼けをしている状態は肌がダメージを負っている状態です。
そんなダメージを負った肌にレーザーを当てると、肌が大きく傷ついてしまったり、肌がさらに腫れてしまったりと、さらなるダメージを負ってしまう可能性があります。
そこで!このページでは髭脱毛ができる日焼けの程度を紹介していきます!
髭脱毛できる日焼けの程度はこれくらい!
髭脱毛をおこなう場合、日焼けの程度によっては脱毛がおこなえないことがあります。
そこで気になってくるのがどれぐらいの日焼けの程度なら髭脱毛できるのかということです。
結論から言ってしまうと、医療クリニックでは「髭脱毛を実施する2週間以内に直射日光を1時間以上浴びたかどうか」を目安に判断するように言われています。
これはあくまで目安でしかありませんし、日焼けの度合いがどれぐらい強くでるかどうかについては個人差があります。
一つの目安として時間を超えてしまうとヒゲ脱毛を断られてしまう場合があるので注意しましょう。
髭脱毛の間に日焼けをしてはいけない5つの理由
日焼けをしているとヒゲ脱毛をおこなえないことがあります。
ではなぜ日焼けをしているだけでヒゲ脱毛が行えなくなってしまうのでしょうか?
ヒゲ脱毛の間に日焼けをしていない5つの理由について詳しくみていきましょう。
黒い肌色にレーザーが反応してやけどのリスクがある
ヒゲ脱毛の期間に日焼けをしていけない最大の理由は、やけどのリスクがあるからです。
ヒゲ脱毛に使用されるレーザーのほとんどはヒゲの黒い色に反応してヒゲの脱毛を促すような仕組みになっています。
そのため、肌が日焼けしてしまっているとヒゲだけでなく肌の色にレーザーが反応してしまい、肌に熱を与えてします可能性が高くなってしまいます。
その場合、レーザーが照射された肌がやけどしてしまうことがあるので、そのリスクを考えて日焼けがおさまるまで脱毛を実施しないパターンが出てくるわけです。
肌がレーザーを吸収してしまい、ヒゲ脱毛の効果が弱くなる
日焼けしている状態の肌にヒゲ脱毛用のレーザーをあてるとレーザーがヒゲだけでなく肌にも反応してしまうと解説してきましたが、それによる弊害は肌の火傷だけではありません。
レーザーが肌にも反応してしまうようになると、本来ヒゲに照射されるはずだった分が肌に分散されてしまい、髭脱毛の効果が弱くなってしまいます。
その結果、本来の回数よりもヒゲ脱毛を実施する回数が増え、ヒゲ脱毛にかかる時間・料金ともに増えてしまう可能性があります。
レーザーの出力が弱くなりヒゲ脱毛に通う期間が長くなる
クリニックやレーザーの種類によっては、レーザーの出力を弱くすることで、ある程度日焼けをしていても髭脱毛を実施してもらえることがあります。
そうなると当然ですが、髭脱毛の効果も落ちてしまい、結果的にクリニックに通って脱毛する期間が長くなってしまうというデメリットが生まれてしまいます。
肌が乾燥しやすく痛みを感じやすくなる
日焼けをすると程度にもよりますが肌が乾燥しているため、肌のバリア機能が低下している状態になります。
そのため日焼け肌でバリア機能が低下している状態にレーザーを照射すると、本来の痛みよりも更に痛みが増してしまうことがあります。
そのため、髭脱毛の期間中には極力日焼けをしない方がよいでしょう。
髭脱毛後の日焼けは色素沈着の可能性あり
髭脱毛期間中の日焼けで注意しなくてはいけないのは、何も脱毛前の日焼けだけではありません。
実は髭脱毛をおこなった後の日焼けにも注意しなくてはならないんです。
というのも、髭脱毛を実施した後に日焼けしてしまうと、脱毛した部位が色素沈着を引き起こしてしまう可能性があるからです。
色素沈着はシミのようなもので、髭脱毛後の日焼けによる色素沈着は広範囲にわたることが多くなっています。
そうなるとせっかくヒゲを脱毛して綺麗にしてもヒゲが生えているように見えてしまうこともあります。
髭脱毛の効果を正しく得られなくなってしまうというリスクがあります。
髭脱毛前に日焼けしないための3つの方法
ここまでの説明で髭脱毛中の日焼けが、非常にリスキーなものだとお話ししていきました!
そこで重要になってくるのが、髭脱毛を行う時にいかに日焼けを予防するかがとても重要になってきます。
ここからは、髭脱毛中に日焼けをしてしまわないための3つの方法について詳しくみていきましょう。
外出前は日焼け止めを塗る
日焼け対策として最も有効な対策方法が、日焼け止めです。
日差しの程度や日焼け止めの種類、紫外線にあたる時間にもよりますが、日焼け止めを塗っておけば髭脱毛をおこなえないほど日焼けしてしまうことはまずありません。
日焼け止めを使う時に重要なのが、日焼け止めの塗り方についてです。
日焼け止めはスポーツタイプなど、水に強いもの以外は汗で簡単に流れ落ちてしまいます。
そのため防水タイプ以外の日焼け止めるを塗る場合は、2〜3時間おきにこまめに塗り直していきましょう!
長持ちさせたいからといって規定量よりも少なく使っていても、効果はあがりませんし、汗で流れてしまうのであまり意味がありません・・・
11~13時の外出を避ける
日焼けしてしまわないためには紫外線の強い時間帯に外に出ないことも大切です。
紫外線は11時〜13時の時間帯に最も強くなるので、この時間帯は外出はできるだけ控えたり、日焼け止めを塗るのが面倒な場合でもこの時間帯だけは日焼け止めを塗るようにしましょう!
保湿して肌のバリア機能を高める
肌の乾燥を防ぐために用いられる化粧水などでの保湿ですが、保湿をして肌の状態を整えることで、肌のバリア機能を高めるという効果もあります。
日焼け止めとあわせて活用するようにしていきましょう。
髭脱毛前に日焼けをしてしまった際の対策
ヒゲ脱毛期間の日焼けを予防する方法について解説してきましたが、どれだけ気をつけていても日焼けをしてしまう時にはしてしまうものです。
そこで重要になってくるのが、日焼けをしてしまった際の対策方法について。
日焼けには、日焼け直後の肌が赤くなっていく段階(サンバーン)と肌が黒くなっていく段階(サンタン)という2つの段階があります。
そして最も重要になってくるのが、サンバーンの段階での肌のケアです。
サンバーンの状態のときにしっかりとケアしてあげることでメラニン色素の生成を抑制し、日焼けを防ぐことができるようになります。
ここからは、日焼けをしてしまったときに試してほしい7つの対策方法について解説していきます。
冷やして炎症を止める
日焼けは肌が軽度の火傷をおこしている状態のことです。
そのため、実際に日焼けをし肌が赤くなってヒリヒリするサンバーンの状態になってしまったら、患部の熱っぽさが取れるまで冷やしてあげることがとにかく重要になってきます。
日焼けした範囲がそこまで広くないのであれば、ビニール袋に氷や入れて冷やしたり保冷剤を患部に押し当てるなどして対処していきましょう。
もし日焼けした範囲が広範囲にわたるのであれば、冷たいシャワーをあてるか水風呂に入るのが効果的です。
肌が熱をもっている感じがとれるまでしっかりと冷やすようにしてくださいね。
保湿をする
日焼けしてしまった患部を十分に冷やすことができたら、冷やし終わった患部を保湿してあげるようにしましょう。
日焼けした患部は普段の肌よりも乾燥しやすい状態になっているので、あらゆる肌トラブルを引き起こしてしまいやすい状態になっています。
そのため化粧水や乳液でしっかりと保湿し、肌にバリア機能を整えることがとても重要になってきます。
日焼けしてしまった肌は平常時の肌よりも乾燥し刺激に敏感になってしまっているので、普段は問題なく使えている化粧水や乳液でもしみたりする場合があります。
そんなときは無理して普段使用しているものを使うのではなく、刺激の少ない低刺激性の製品でケアするようにしてください。
水分を多めにとる
日焼けしてしまったときは患部を直接冷やしてあげることがとても重要だと解説してきましたが、体の内側から冷やしてあげることも大切です。
そのため日焼けしてしまった場合は水分を多めにとり、体の内部から肌の熱を放出する手伝いをしてあげましょう。
また、日焼けするほど紫外線にさらされていたのであれば、体内の水分量もだいぶ減ってしまっているはずです。
体内の水分量が減ると肌が乾燥しやすくなり、日焼け以外の肌トラブルも引き起こしてしまいかねませんので、そういった意味でも水分補給はとても重要になってくるということを覚えておいてください。
美白化粧品を使う
美白化粧品には肌が黒くなってしまう原因であるメラニン物質の生成を抑えるという働きがあります!
そのため肌が赤く日焼けをした「サンバーン」の後から美白化粧品を使うことで、メラニンが生成されにくくなり肌が黒い状態であるサンタンを防ぐことができます。
睡眠をしっかりとって肌のターンオーバーを促す
私たちの肌は、古い肌から新しい肌への生まれ変わりが常におこなわれています。
これを肌のターンオーバーと言いますが、日焼けしてしまった時には肌のターンオーバーを促してあげることで、日焼け肌を早く治すことができます!
そして、肌のターンオーバーを活性化させるうえで必要不可欠になるのが「睡眠」です。
睡眠にはゴールデンタイムという時間帯があり(夜10時〜深夜2時の間)、その間に睡眠をしっかりと取ることで肌のターンオーバーを効果的に促すことができるようになります。
ただし、ただ長く眠ればいいというわけではなく睡眠の質が重要になってくるので、ゴールデンタイムに深い眠りに入れるよう、早めに就寝するなどして肌の生まれ変わりを活性化させていくようにしましょう。
ビタミンA・C・Eを取る
ビタミンA・C・Eは肌の代謝(ターンオーバー)を良くしてくれる成分です。
睡眠と同様に肌のターンオーバーを促すことで、日焼け肌から早く回復することができます。
ビタミンAはレバー・緑黄色野菜に、ビタミンCは赤ピーマン・柑橘類に、ビタミンEはアーモンドやナッツ、魚介類野菜に多く含まれているので、簡単に摂取できそうなものから意識的に摂取するとよさそうです^^
ソラレン成分が入っている食べ物を避ける
ソラレンという成分は紫外線を吸収する性質があります。
そのためソラレンが入っている食べ物を食べすぎると肌が紫外線を吸収しやすくなってしまい、日焼けをしやすくなります。
日焼けして肌が黒くなってしまうのを防ぎたいのであれば、ソラレンを摂取しすぎないように気をつけましょう。
ソラレンはオレンジやグレープフルーツ、キウイなどの果物、またきゅうりやパセリなどもソラレンを多く含んでいます。
そのため、髭脱毛の期間中はこれらの食材をできるだけ避けるようにしましょう。
日焼け肌におすすめな2種類のレーザー脱毛機
ここまで日焼けしてしまった場合に行いたい対策方法について解説してきましたが、日焼けしてしばらく経ってしまっているとなかなか元の白さに戻すことは難しいと言わざるをえません。
でも安心してください。
程度の重い日焼け肌は難しいですが、日焼けした肌でも施術できるタイプのレーザーが2つあります!
日焼けした肌でも対応できるレーザーは、「YAG(ヤグ)レーザー」と「メディオスター」の2種類です。
どちらもある程度の日焼けであれば問題なく脱毛を行うことができます!
YAG(ヤグ)レーザーで日焼け肌に脱毛できる仕組み(クリックして見る)
メディオスターが日焼け肌でも脱毛できる仕組み(クリックして見る)
なのですでにある程度日焼けしてその日焼けが定着してしまっている方は、これら2種類のレーザーのうちどちらかで髭脱毛を行うようにしましょう!
まとめ〜髭脱毛と日焼けの程度について〜
ここまで髭脱毛ができる日焼けの程度について紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
日焼けのレベルってなかなか言葉にしにくいので難しいかもしれませんが、
日焼け肌はないですよね?
参考になれば幸いです。
追伸〜肌が日焼けをする仕組み〜
最後に、興味がある方がいれば肌が日焼けをする仕組みについても解説しておきます!
参考までに見てみてくださいね。