こんにちは!ライターのやすです。
皆さんは美容に気をつかうのは女性だけだと思っていませんか?
昨今は、美容に気をつかう男性が年々増えています。
男性も身だしなみを気にするのはもちろんのこと、美容に気をつかうことも当たり前になりつつあります。
その証拠にメンズ用のコスメなどは年々売り上げが増えているだけではなく、「湘南美容クリニックMEN’S」「MEN’S TBC」「ゴリラクリニック」「メンズリゼ」といったメンズ専用のサロンやクリニックの数も年々増えて来ています。
それだけ男性美容にニーズがあると考えられます。
そんなメンズ美容の中でも特に人気があるのが「脱毛」です。
男性にとってもムダ毛の処理をすることは当たり前の時代がそこまで来ています。
除毛クリームなどを使って自己処理する脱毛もありますが、クリニックやサロンでの専門的な脱毛がより注目されています。
クリニックやサロンで行う脱毛には様々な方法があるのですが、今回はいま主流となっている医療レーザー脱毛についてわかりやすく説明していきます。
脱毛を考えている方や脱毛に興味のある方はぜひ参考にして下さい。
医療レーザー脱毛とは
脱毛の方法は大きく分けて「医療レーザー脱毛」「ニードル脱毛」「フラッシュ脱毛」の3種類にわけることが出来ます。
ひと昔前まではニードル脱毛が主流でしたが、現在では医療レーザー脱毛が主流になっています。
医療レーザー脱毛は医療機関、いわゆる病院やクリニックで使用することを許可されている医療機器を使った脱毛となります。
つまり医療レーザー脱毛は医療行為にあたるということです。
そのため、サロンでは使用することが出来ません。
では何故、医療機関のみ使用が許可されているのでしょうか。
それは医療レーザー脱毛のことを知ればわかります。
医療レーザー脱毛は、一般的なサロンで使用されているフラッシュ脱毛に比べて照射出力が高いので、その分脱毛の効果に期待が出来ます。
高出力を有するため、使用するには医師が常駐している医療機関である必要があります。
また、ひとくちに医療レーザー脱毛といっても様々な機器があり、機器によって効果の出かたにも差があります。
医療レーザー脱毛の仕組み
医療レーザー脱毛は、毛の黒い色を形成しているメラニンに反応するレーザーを照射します。
レーザーを照射することでメラニンを伝播し、毛根組織に熱が伝わり、毛根組織を破壊します。
完全に破壊された毛根組織では毛を生成する機能が失われ、毛が生えてこない状態となります。
これが医療レーザー脱毛のメカニズムです。
一般的なサロンで使用されている脱毛方法(フラッシュ脱毛)が毛根組織の破壊まで至らない理由としては、照射出力が医療レーザーに比べて低いためです。
毛は表皮部分に見えている毛だけではなく、目には見えていませんが皮膚の中にも存在しています。
表面に見えている毛の部分から、熱を毛根組織まで伝播する場合、毛の長さは抵抗となるため熱エネルギーのロスが生じます。
毛根組織で十分な熱量を伝播するためには高出力で照射する必要があり、高出力で照射することにより、毛根組織を破壊出来るということになります。
医療レーザー脱毛でメンズのヒゲ脱毛は出来るのか
結論から先に言うと医療レーザー脱毛でヒゲの脱毛をすることが出来ます。
むしろ医療レーザー脱毛は照射力が強いのでヒゲなどの濃く太い毛の脱毛に向いている脱毛方法といえます。
「ゴリラクリニック」や「湘南美容クリニック」などの大手の美容クリニックでヒゲ脱毛をする場合も医療レーザー脱毛でヒゲ脱毛を行います。
やす
医療レーザー脱毛で完全にヒゲを脱毛するのに必要な施術回数
どの脱毛の方法も同じですが、医療レーザー脱毛は1回の脱毛で毛が生えないようになる訳ではありません。
何度か施術を行うことで効果が徐々にあらわれ、次第に毛が生えてこなくなります。
個人差はありますが、医療レーザー脱毛で完全にヒゲを脱毛するとなると平均して10回~15回程度の施術が必要です。
これは周毛期と呼ばれる毛が生えてくるメカニズムに大きく関係しています。
肌の状態やヒゲの状態によって個人差はありますが、施術のペースは約1か月半~2か月を目安にし、1年~1年半の期間をかけて脱毛します。
医療レーザー脱毛によるリスク
医療レーザーを使った脱毛と聞くと、リスクがあるのではと不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、しっかりと医療レーザー脱毛のことを理解すればそのような心配はいりません。
医療レーザー脱毛は脱毛の効果が高い反面、高出力で照射することから肌への負担があり、施術後にヒリヒリしたり、肌荒れなどの原因となるリスクがあります。
個人個人で体質や肌の状態が違うため、医療レーザー脱毛をした人が全員そうなる訳ではありません。
仮にそのようなことがあった場合も、肌の炎症を抑える塗り薬などで症状を改善させることが出来ます。
医療レーザー脱毛は毛のメラニンに反応する方法であるため、少なからず肌の中に含有しているメラニンにも反応する可能性があります。
ですから、このような肌トラブルなどの事態にも対応出来るように、医師が常駐している医療機関でしか医療レーザーの使用が認められていません。
しかし脱毛はどうしても肌への負担があり、このようなリスクはサロンにも同じことがいえます。
その点では医療機関では医師の診察、治療が行えるため、もしもの事態を考慮した場合、医療機関で脱毛するほうが安心出来るかもしれません。
医療レーザー脱毛は出力の調整幅も広く、先進的な医療レーザー脱毛の機械を使用しているクリニックも多いため、一人一人のコンディションに応じて適切な照射力で脱毛していくことが出来ます。
そのためには脱毛前に必ず、カウンセリングを受けるようにして下さい。
やす
医療レーザー脱毛による痛み
医療レーザー脱毛は「痛い」というイメージがある方も多くいらっしゃると思います。
もちろん毛根組織を破壊するためにレーザーを照射するので痛みは伴いますが、どの脱毛方法でも必ず脱毛時に痛みは伴います。
痛みの順番としては「ニードル脱毛」「医療レーザー脱毛」「フラッシュ脱毛」の順番で痛みがあると言われています。
最近の医療レーザー脱毛に使用する機械は開発が進み、ひと昔前に比べて施術時の痛みはかなり軽減されるようになっています。
また医療レーザー脱毛は医療機関でしか取り扱っていないので、医療機関であれば施術の痛みを軽減させるために麻酔を使用することが出来ます。
サロンは医療機関ではないため麻酔を使用することができません。
やす
まとめ
レーザー脱毛は医療行為なので医師が常駐しているクリニックや病院で施術することが認められている脱毛方法です。
照射力が高いためヒゲの脱毛効果に期待を持つことが出来るうえ、費用も比較的安く設定されているクリニックが多いです。
脱毛の効果をしっかりと得たい方や、安全に脱毛を行いたい方はレーザー脱毛を考えてみてはいかがでしょうか。
今回は脱毛を考えている方に身につけておくと役に立つレーザー脱毛についての知識をお届けしました。
皆様の脱毛の参考にしていただければ幸いです。