ひと昔前には考えられなかったことですが、近年は男性も美容に気を使う時代となってきました。
美容に気を使う男性が多くなってきたこともあり、最近は男性用のコスメも様々なメーカーから発売されています。
身だしなみがしっかりしている男性は、仕事面でも私生活でも出来る男のイメージがして好感度が高いです。
そういった意味でも今や男性にとっての美容はニーズも高く、注目がされています。
そこで今回は、男性美容について考えてみたいと思います。
男性美容の中でも特にニーズが高いのが「脱毛」、つまりムダ毛の処理です。
脱毛は、もはや女性だけではなく男性も当たり前の時代になってきています。
特に男性の脱毛はヒゲ脱毛が人気ですが、その他にもワキ、VIO、胸など脱毛する箇所は様々です。
脱毛に関する悩みのことで良く耳にするのが、脱毛って「どれくらいの期間がかかるのか」「何回通えば良いのか」「施術後、次の施術までどれくらいの期間を空けるべきなのか」「施術期間を空け過ぎると良くないのか」といった期間に関することです。
これに関しては、毛の量や質、肌の状態などにも大きく影響されるため個人差が大きく、一概にはいえません。
実際に同じ部位を脱毛しても、人によって脱毛完了の期間と回数には差が出ています。
また脱毛する部位によっても脱毛の期間は変わりますし、何よりどの程度まで脱毛するのか(完全に脱毛するのか、少し脱毛してムダ毛の処理を楽にする程度なのか)によって大きく変わってきます。
今回は女性のみならず男性にも支持の高い湘南美容クリニックで脱毛を行う際、脱毛の完了までにはどれくらいの回数をどれくらいの期間を空けて通うのが良いのかということを部位別で詳しく見ていきたいと思います。
湘南美容クリニックで脱毛を考えている方は是非参考にして下さい。
やす
私も湘南美容クリニックでヒゲ脱毛をしています。
脱毛をする前にしっておくべきポイント
まず最初に知っておくべきことは、脱毛は1回では終わらないということです。
脱毛は数回施術することによって効果があらわれます。
また、施術後は次の施術までに必ず期間を空けなければいけません。
ですから早く脱毛を終わらせたいと思っても、脱毛完了までにはどうしても時間がかかってしまいます。
これには理由があります。
その理由は人間の毛が生え変わるサイクルが関係しています。
この人間の毛が生え変わるサイクルを「周毛期」といいます。
周毛期は脱毛をする上でとても大切なポイントとなります。
やす
周毛期とは
皆さんにとって周毛期は聞きなれない言葉だと思いますが、脱毛にはこの周毛期が大きく関わっています。
周毛期とは簡単に言ってしまえば毛の生え変わるサイクルのことです。
人間は一度生えた毛がずっと生え続ける訳ではなく、抜けていく毛もあります。
朝起きたら枕元に数本の髪が抜けていたり、ドライヤーで髪を乾かしていたら抜けているということがあると思います。
これには周毛期が深く関係しています。
人間の毛は「成長期→退行期→休止期」の3つの工程を繰り返しています。
このサイクルが周毛期です。
自然と抜け落ちている毛は「退行期」の毛になります。
周毛期は部位によって異なりますが大体が約2か月~4か月です。
皮膚の表面に生えている毛は成長期と退行期の毛で、レーザー脱毛は成長期の毛に対して効果があります。
成長期の毛は全体の2割~3割程度だといわれています。
ですから1度の施術で脱毛の効果があるのは2割~3割程度となり、時間が経つとまた次の毛が生えてきます。
つまり脱毛は、この周毛期のサイクルにあわせて成長期の毛を脱毛するということが必要になるということです。
適切な間隔を空けて脱毛することで、より効果的に脱毛することが出来ます。
逆にいえば、周毛期にあわせず期間を詰めて頻繁に通っても、早く脱毛が完了するということではないということです。
部位別に見る脱毛の目安
毛の量や太さ、周毛期には個人差があるため脱毛完了までに何回の施術が必要なのか、またどれくらいの間隔をあけて施術するべきかということは一概にはいえません。
しかしながら、平均的な施術回数と施術ごとに空ける間隔というものを目安として考えることは出来ます。
脱毛する部位によって毛周期が異なるため、施術の回数や間隔が違うので注意して下さい。
また施術を数回受けることによって毛周期のサイクルが遅くなるので、それに合わせて間隔を見直すことも必要です。
クリニックやサロンによっても多少の違いがあるので、皆さんが脱毛をおこなう際はこれらの目安を参考にしながら、最終的にはカウンセリングを受けて判断する必要があります。
やす
下記はあくまでも目安にしてください。
全身脱毛
全身を脱毛するので部位によって回数が異なり、レーザー脱毛の反応も違うため部位によっては施術回数が多くなることもあります。
脱毛する部位にもよりますが、施術の間隔は2か月以上〜が目安となります。
顔
ヒゲは比較的、太く濃い毛なのでレーザー脱毛の効果は出やすい部位です。
完全なヒゲ脱毛を目指すのであれば15回〜20回程度の施術が必要です。
顔は周毛期が早い部分でもあるので、施術の間隔は1か月以上〜が目安となります。
期間としては1年半~2年が目安となります。
ワキの脱毛
ワキは比較的、太く濃い毛なのでレーザー脱毛の効果は出やすい部位です。
ワキを脱毛される方の平均的な施術回数は5回~6回程度です。
施術後に空ける間隔は約2か月~を目安にし、脱毛完了までの目安はおおよそ1年程度です。
VIO脱毛
VIOは脱毛の中でも比較的個人差が出やすい場所です。
メラニン色素の含有量が多いのでレーザー脱毛の効果も出やすく、Vラインであれば施術回数の目安としては5回~6回程度です。
しかしIラインとOラインはレーザーの照射レベルが難しい部分なのと、肌へのダメージも考慮しないといけないため、他の部位くらべ施術回数が増える傾向にあります。
VIOの周毛期は1年~2年のサイクルです。
お腹
お腹は他の部位より毛が細く薄いため、レーザーの反応が良くないので脱毛の効果が低い部分です。
平均的な施術回数は5回~6回程度が目安です。施術の間隔は約2か月~3か月ぐらいで期間的には1年~1年半になります。
施術期間を空けるぎるとどうなる?
スケジュールが合わずに前回の施術から次の施術まで、間隔が空きすぎてしまうということもあると思います。
施術の期間が空きすぎるとあまり良くないというイメージがあるかもしれませんが、結論からいうと期間が空いてしまっても問題はありません。
なぜなら一度レーザーを照射した発毛組織は破壊されているので再生することがないからです。
間隔が空きすぎることで脱毛に弊害が出てくる訳ではありませんが、反対に短すぎるのは良くありません。
無理に短い間隔で通っても、思い通りの効果を得られないばかりか肌への負担も大きくなってしまいます。
間隔を空けない脱毛は失敗の原因ともなるので注意が必要です。
まとめ
脱毛は個人差があるため施術の回数や通う期間はなどは人によって異なりますが、効率良く脱毛する際のポイントは周毛期に合わせて施術をすることです。
間隔をつめて脱毛をしても、あまり効果は期待できません。
脱毛する部位によっても施術の回数や通う期間、次の施術までに空ける間隔も異なるので、自分がどの部位をどの程度まで脱毛するのかというイメージをしっかり持った上でカウンセリングを受け、スケジューリングをして下さい。
プライベートや仕事の都合などで施術の間隔が空いてしまう場合もあるかもしれませんが、間隔が空く分には問題がないので、自分にあったスケジュール間で脱毛することがとても大切です。