「脱毛を初めたいけど、予防接種の時期と被ってて心配・・・」
そんなお悩みをかかえていませんか?
脱毛は数ヶ月で通うものではなく、1年〜2年ほどの期間をかけてじっくり通うもの。
通っていれば通っていればどうしても、インフルエンザの予防接種や他の予防接種と重なってくる時期もでてくるかと思います。
やす
そこで!このページでは脱毛前のインフルエンザ予防接種を受けてもいいのか?また予防接種前、いつなら脱毛していいのか?を紹介していきます!
脱毛前のインフルエンザ予防接種はダメなの?
まず結論から言ってしまうと、脱毛前はインフルエンザ予防接種を受けてはいけません。
詳しい理由は後述していきますが、脱毛・予防接種ともに体にダメージを与える行為です。
それを同時期に行うと、体にダメージが重なって体調を崩す可能性があります。
とはいっても、脱毛は一時的に通うものではなく、1年ほどの時間をかけて通うものでどうしても予防接種と重なってくる時期もでてきてしまいますよね。
そんな時「予防接種の前でいつなら脱毛をしていいのか?」を紹介していきます。
予防接種の前後、いつ脱毛していいの?
脱毛の施術はインフルエンザ予防接種、それ以外の予防接種の前と後、少なくとも7~10日は開けるようにしましょう。
クリニックやサロンによってこの時期は異なりますが、一番短い期間で4日間、長いクリニックで14日間といった記載をしているところが多いです。
しかし免疫力や体力には個人差にもよるので、クリニックの記載に4日と書いてあるからといっても、確実にOKというわけではありません。
そのため詳しいことは、脱毛を受けるクリニックの医師、もしくは予防接種を受けた院の先生に確認するようにしましょう。
またこれだけの期間をあけるのは、脱毛と予防接種による副作用とで、それぞれリスクがあるためです。
脱毛前と後の予防接種がダメな理由
脱毛前と後の予防接種がダメな理由は、インフルエンザなどの予防接種による副作用、また脱毛による副作用の両方があるからです。
というのも、予防接種は体調を崩さない程度に弱めた病原体を体に投与する行為で、脱毛は熱で毛根を破壊していく行為です。
どちらの行為も少なからず体にダメージを与える行為で、同時期に被ってしまうと普段の生活と比べて体に大きなダメージを与えることになります。
体内では病原体に対して免疫機能で対抗し、肌では脱毛機器の刺激に対して対抗するという状況が起こるわけです。
そのような状況では以下の2つの副作用が起きやすくなるため、脱毛前と後の予防接種はよくないとされています。
- 肌トラブルが起きやすい
- 体調が変わりやすい
肌トラブルが起きやすい
脱毛・予防接種の直後は、どちらも一時的に肌のバリア機能が低下している状態になります。
レーザー脱毛、エステ脱毛も、どちらも毛根に熱を与えて脱毛をしていきます。
特にレーザー脱毛では毛の生成に関わる細胞を破壊するほど強いレーザーを使うので、肌へのダメージは強く、施術後は肌が炎症してダメージを負っていています。
そのため脱毛後は肌の状態が悪く、バリア機能は低下している状態になってしまいます。
一方で予防接種の後は、体に入れた病原体に対抗するためにエネルギーが免疫機能に使われている状態です。
病原体と戦っている副作用として発熱や発疹が出る人もいますが、肌も敏感になっておりバリア機能も同時に低下している状態です。
このように脱毛も予防接種も一時的に肌のバリア機能を落とすという副作用を持っているので、肌トラブルのリスクが跳ね上がってしまうのです。
体調が変わりやすい
予防接種を受けた後は病原体と戦うために、体内では風邪を引いた時と同じような反応が起こっていて、病原体と戦っている期間は免疫も弱くなり、体調が変化しやすいです。
またその状態に脱毛をして肌にダメージを負うと、脱毛のダメージ肌への修復にもエネルギーを割く必要があります。
そのため脱毛と予防接種で免疫機能がさらに低下してしまい、体調の変化が起きやすくなります。
やす
インフルエンザ以外の予防接種は受けてもいいの?
予防接種といえばインフルエンザが真っ先に思いつく人も多いと思います。
しかしインフルエンザ以外にも受けてはいけない予防接種があります。
予防接種とは、活性を弱めた毒力を弱めた病原体(ワクチン)を直接体の中に入れることです。
体に入れた毒素と戦うことで、その病原体に対する免疫力をつけるために行います。
一度免疫力ができれば、実際に同じ病原体に感染したときに抵抗力がしっかり働くようになり、その病気にかかりにくくなります。
つまりその病原体に感染しているのと同じ状態が起こっており、予防接種を受けた直後は病原体と戦うことにエネルギーを使う必要があり、免疫機能が弱っているので脱毛が受けられなくなります。
基本的にインフルエンザの予防接種と同じ理由で、脱毛前と後にはどの予防接種も受けることはできません。
現在日本で受けられる予防接種のワクチンの種類は全部で25種類あります。
定期接種や任意接種を含め、脱毛を受ける人が増え始める20歳以降に予防接種の可能性が高いワクチンは以下の通りです。
- インフルエンザ
- 麻疹(はしか)
- 風疹
- 日本脳炎
- おたふくかぜ
- A型肝炎
- 肺炎球菌
- 狂犬病
- 破傷風
- 髄膜炎菌
- HPV(ヒトパピローマウイルス)2価、4価
- 成人用ジフテリアトキソイド
特にインフルエンザ、麻疹、おたふくかぜなどは定期的に大流行が起こりますし、任意接種で予防接種を受けるケースも増えるはずです。
病気の流行はいつも突然やってくるもの。
脱毛の予定を少し変更して、予防接種を受けた方が良い場面も出てくると思うので注意してくださいね!
脱毛中にインフルエンザの予防接種を打つのは11月下旬がおすすめ!
また脱毛中にインフルエンザの予防接種を受けるのであれば、おすすめは11月下旬です!
毎年インフルエンザの流行時期は12~3月になりますが、予防接種を打ってから免疫ができるまでには約2週間程度かかってきます。
そのためインフルエンザの予防接種を受けるのは11月の下旬に受けておいて、12月には免疫を持った状態にしておくのがベストです!!!
逆に11月下旬、12月初旬には脱毛の予約を避けるようにしましょう。
うっかり脱毛の予約日と予防接種の予約日を重ねてしまわないように注意して下さいね!
またヒゲ脱毛をする場合は、毛周期の関係で1.5~2ヶ月の周期で脱毛に通うのが効率がよいとされています。
そこで11月下旬あたりに脱毛の予定が重なってしまうことがあるかもしれません。
そういった脱毛に通う周期が重なってしまった場合は、長めに脱毛のスパンをとることがおすすめです。
というのも、脱毛に通う周期が短いと脱毛できる毛が十分に生えそろっておらず、1回の施術で効率よく脱毛をすることができません。
それであれば少し通う期間は長くなりますが、長めに期間をあけたほうが、ヒゲが十分に生え揃い、1回あたりの脱毛効率がよく脱毛することができます。
もし脱毛前か後に予防接種を受けてしまったら?
インフルエンザやおたふくかぜなどの流行がある病気は、予防接種を受けたいと思う時期が急にやってくることもあるでしょう。
もしかすると忙しくて予定が詰まっている場合は、脱毛を予約している前後に予防接種を受けなくてはならないこともあると思います。
そんな時はまずはクリニックにいる医師や看護師に必ず相談してください。
対応の方法は各クリニックで異なってきます。
例えば湘南美容クリニッククリニックなら、脱毛の前後10日間に予防接種を受けている場合は施術ができません。
というのも、肌のバリア機能が弱っている状態で脱毛の施術をして肌トラブルがあったら、クリニックの方で責任が取れないからです。
最悪、被ってしまっていたことが原因で肌荒れを引き起こしてしまったら、クリニックも対応してくれない可能性があります。
そういった場合は予約をキャンセルして、また別日にとりなおす必要があるかもしれません!
意外と見落としがちなのが、脱毛後に予防接種をする場合です。
予防接種を受ける際に「脱毛を受けたのですが大丈夫ですか?」と相談できればいいですが、忘れてしまったり、脱毛ってなんだか恥ずかしくて言いにくいこともあります。
しかし、肌の重大なトラブルを避けるために必ず医師には相談しましょう。
まとめ〜脱毛前後のインフルエンザ予防接種はNG?〜
- 脱毛前後の7~10日はインフルエンザの予防接種を避けなくてはいけない
- インフルエンザ以外の予防接種もNG
- 11,12月は脱毛の予約を取るときに注意!!!
いかがだったでしょうか?
脱毛に通って入れば1回はインフルエンザの季節に重なることがあるかと思います。
そんな時に、予約を取り直して期間が長くなってしまったり、肌トラブルを起こさないために、この時期の脱毛の予約は気をつけてみてくださいね!
少しでも参考になったら幸いです^^