「ヒゲ脱毛をして顔にやけど跡ができたらどうしよう・・・」
そんな不安を抱えていませんか?
ヒゲ脱毛が日本で始まった当時は、やけどを起こしてしまう可能性がありました。
ですが、近年では脱毛機械や技術が進化してきており、やけどをしたり跡が残る心配する必要は以前より格段に少なくなりました。
このページではヒゲ脱毛でやけどしやすい人の特徴ややけどを予防する方法を詳しく紹介します。
ヒゲ脱毛でやけどの跡はできるのか?
「そもそもヒゲ脱毛でやけどの跡ができるって本当なの?」
そう不安な方も多いかと思います。
結論から言えば、ヒゲ脱毛でやけどの跡ができる可能性はほとんどありません。
その確率で言えば1000人に一人と言われるほど。
確かに医療レーザー脱毛であっても軽い炎症を起こすことはあります。
ですが、軽いやけどはほとんどが数日~1週間で治りますし、消えないほどのやけど跡が残ることもありません。
さらに医療レーザー脱毛では医療機関で行うため、治療もすぐに行ってくれます。
なので跡が残るくらいのひどいやけどになる前に医師に対処してもらうこともできます。
ヒゲ脱毛で起きるやけどの原因は?
ヒゲ脱毛で起きるやけどの原因はなんでしょうか。
その原因はレーザー脱毛や光脱毛で発生する熱です。
レーザー脱毛や光脱毛ではヒゲに含まれているメラニン色素に反応するレーザーを照射し、熱を発生させることで、毛が生える元になる毛乳頭を破壊する仕組みになっています。
またメラニン色素は日焼けをした肌にも多く含まれています。
そのため、太いヒゲや日焼けした肌では、レーザーが反応しすぎて過剰な熱が発生してしまうため、やけどする原因であるとされています。
やけどを判別する方法
例えばフライパンなどに触れてしまって、水ぶくれができたりしてくれれば火傷になったとすぐに気がつくことができますよね。
ただヒゲ脱毛の場合は水ぶくれなどの重度なやけどになることはほぼありません。
ただ「赤みがあるけどこれはやけど?」といった判断が微妙な症状がでることがあります。
そこでヒゲ脱毛でのやけどを判断する方法は大まかに2つあります。
- 日焼けした後のように赤みが2~3日たっても治らない
- みみず腫れ・蕁麻疹・水ぶくれができている
みみず腫れ、水ぶくれなどは簡単に判断がつくと思います。
ただ「日焼けした後のような赤み」については、大げさにやけどとしていいのか、ちょっと微妙なラインです。
なのでこのような場合は、ヒリヒリして赤みのある状態が2~3日経っても治らない場合はやけど、と判断してよいでしょう!
これらの症状が出た場合は、放置しておくとやけどの症状が進行してしまい治療に時間がかかる恐れも。
ヒゲ脱毛で顔にやけど跡を残さないためにも、できるだけ早く医師に相談しましょう!
医療レーザー脱毛は医療機関のため、すぐに医師に相談できますので安心です。
ヒゲ脱毛でやけどしてしまった時の対処方法は?
やけどしたときにはできるだけ早めの処置がやけど跡を残さないために大切です。
そのため「火傷してしまったな・・・」と思ったら、まずは以下のことを行いましょう。
- 患部を正しい方法で冷やす
- 通っているクリニック・サロンに問い合わせをする
やけどしたときの患部を正しく冷やす方法は流水で15分~30分冷やすことです。
ただヒゲ脱毛後に顔を流水で冷やすにしても、シャワーだと体が寒いですし何かとやりにくいです。
なので、ちょっと気をつけてほしいですが、氷や保冷剤をタオルなどを巻いてほてりがある部分に当てるとよいでしょう。
15分~30分ほどしたらほてりが落ち着いてくるはずです。
基本的にはヒゲ脱毛でおこる肌が火照っている程度のやけどであれば、冷やしていればやけどは治ります。
しかし、やけど跡を絶対に残さないためには通っている院やサロンに早めに連絡して、念のため見てもらうのが良いです!
やけど時にやってはいけない対処方法
そもそも火傷になることはあまりありませんが、もしやけどになった場合。
「赤くなっていてやけどしたかも?」「でもすぐに治りそうだから大丈夫!」と放置したり、自分の判断で行動するのはあまりおすすめしません。
場合によっては間違った自己処理でやけどが悪化したり、長引いてやけど跡になる可能性があります。
ここではやけどしたときにやってはいけない対処法を紹介します。
放置する
やけどかな?と思った時に、何もしないで放置するのはあまりよくありません。
というのもヒゲ脱毛のときに残った熱で徐々に痛みがでてくることがあるからです。
そうなってしまうと、脱毛を進めることはできなくなりますし、治療にも時間がかかってしまいます。
「このくらいなら大丈夫」と自己判断せず、肌の赤みや痛みがある場合には早めに相談しましょう。
市販の軟膏を塗る
やけどしたときに市販の軟膏を塗るのはおすすめできません。
というのも、市販の軟膏で効果がある場合があるのは確かですが、やけどの深さによっては症状が悪化する恐れがあるからです。
やけどの治療は自分では行わず、医者の指示に従いましょう。
水ぶくれを潰す
ヒゲ脱毛のやけどで水ぶくれができた場合、その水ぶくれを潰してはいけません。
水ぶくれはやけどが真皮まで進行しているサイン。
水ぶくれの中に含まれる液体には患部を守る効果があります。
そのため下手に潰してしまうことで治りが遅くなりますし、雑菌が入って症状が悪化してしまう恐れも。
ですので、水ぶくれは潰さずそっとしておきましょう。
ヒゲ脱毛でやけどになりやすい人の特徴
ヒゲ脱毛でやけどしやすい人にはいくつか共通点があります。
具体的には以下の人がやけどになりやすいです。
- ひげが濃い人
- 日焼けをしている人
- 乾燥肌の人
- ヒゲ脱毛1~3回目の人
- アトピーでステロイドを塗っている人
ひげが濃い人
ヒゲが濃い人はやけどになりやすいと言われています。
ヒゲが太く、量が多い状態ではレーザーを照射するときに、普通の人よりもレーザーが過剰に反応して、より多くの熱が発生するからです。
特にヒゲが太い鼻の下、あごはやけどになるリスクが大きいです。
日焼けをしている人
日焼けしている人はヒゲ脱毛のときにやけどしやすいです。
日焼けしている状態は黒色の成分であるメラニン色素が肌にたくさんある状態です。
ヒゲ脱毛ではメラニン色素に反応するレーザーを使っているので、肌にメラニンがあるとヒゲだけではなく肌にもレーザーが反応して熱が発生します。
そのため、クリニックや脱毛サロンによっては脱毛そのものを拒否されてしまう可能性も。
脱毛をする場合にはできるだけ日焼けしないように注意して過ごしましょう。
乾燥肌の人
乾燥肌は肌に水分が足りず、肌のバリア機能が弱っている状態です。
そのため乾燥肌の人は脱毛によるダメージを受けやすく、やけどしやすくなります。
ヒゲ脱毛1~3回目の人
ヒゲ脱毛が1~3回目はまだまだヒゲが多く残っている状態、つまりヒゲが濃い状態です。
そのためレーザーが過剰に反応してやけどの恐れがあります。
ただし回数を重ねてヒゲの量が減っていくと、肌への普段も減ってくるため、やけどする可能性も少なくなり、痛みも徐々に減っていきます。
アトピーでステロイドを塗っている人
ステロイドには光を吸収しやすい性質があります。
そのため、ステロイドを塗っている部分に光やレーザーをあてて脱毛してしまうと、普通の人よりもレーザーをよく吸収してしまい、やけどになってしまう可能性があります。
院やエステサロンにもよりますが、外用薬のステロイドを塗ってからは2~4週間は脱毛ができないと決められていることもあります。
しっかりとアトピーの治療が終わって、ステロイドがいらない肌のコンディションになってから脱毛を始めたほうがよいでしょう!
ヒゲ脱毛でやけどしないための予防法
医療レーザー脱毛はヒゲ脱毛の中でもやけどのリスクがない脱毛方法ですが、それでもやけどする可能性は0ではありません。
そこでここではヒゲ脱毛でやけどしないための予防法を紹介します。
- 肌の状態を整えておく
- 日焼け対策をしておく
- テスト照射をしてもらう
ではそれぞれの予防法を詳しく見ていきましょう。
肌の状態を整えておく
脱毛後のやけどを予防するには、肌の状態を整えておくことが大切です。
具体的には以下のことを意識しましょう。
- 化粧水や乳液で保湿をしっかり行う
- 洗顔しすぎなど肌に負担をかける行為を避ける
肌の水分は外部の刺激を防ぐバリアの機能を果たしてくれます。
肌に水分がないと、レーザーによる刺激から肌を守れず、肌へのダメージが大きくなり火傷のリスクが上がります。
ヒゲ脱毛に通っている期間は肌のスキンケアをしっかりとするようにしましょう。
日焼け対策をしておく
日焼けはその度合いによっては施術そのものを断られてしまう可能性があります。
- できるだけ日焼けしそうな海などの外出を避ける
- 肌の露出を減らす
テスト照射をしてもらう
やけどを避けるためにはまず出力を調整して、テスト照射をしてもらいましょう。
レーザー・光脱毛では光の強さを調整することができます。
出力は強い方が脱毛の効果は高いですが、いきなり高い出力でおこなってしまうとやけどのリスクが高いです。
なので初めは弱い出力からテスト照射を行ない、やけどのリスクが少ない出力を探していきましょう。
「テスト照射は当然やってくれるんじゃ……?」と思う人もいるかもしれませんが、やらないクリニックも中にはあります。
テスト照射をお願いしたいのであれば事前にお願いしておきましょう!
やけどの跡にならないためのアフターケア
脱毛後やけどをしないようにするにはアフターケアも欠かせません。
こんな対策をしておけば、脱毛後のやけど跡を残す心配はより少なくなります。
- 紫外線の対策をする
- 保湿をしっかりする
- ビタミンCを使う
紫外線の対策をする
脱毛後の肌は紫外線に弱くなっています。
ヒゲ脱毛でダメージを受けた肌は紫外線によって色素沈着を起こしやすくなっているので、紫外線が当たらないように対策することが大切です。
日焼け止めも紫外線対策には効果はありますが、肌に負担をかけてしまう場合もあります。
その場合には日に当たらないように生活するよう心がけ、紫外線が当たるようなことを避けるのがおすすめです。
保湿をしっかりする
脱毛後は肌が乾燥しやすい状態になっています。
乾燥肌になると肌の免疫が弱くなったり、肌のターンオーバーが遅くなり肌の回復が遅くなります。
まずは市販の化粧水やクリームで十分なのでそれらを使って保湿しましょう。
メンズのものも売っているはずです。
ただし肌がスーッとする成分は肌に刺激を与えてしまうため、そうした成分が含まれていないものを選びましょう。
ビタミンCを使う
脱毛後のやけどを予防するアフターケアとしてはビタミンCもおすすめです。
ビタミンCは肌の保護に役立つだけではなく、やけど跡の原因であるメラニン色素の生成を抑えるたり、肌の再生機能を促す効果もあります。
サプリメントで補給したり、ビタミンCを配合した化粧品なども販売されているため、そうした成分が含まれる化粧品でのケアもおすすめです。
ヒゲ脱毛でやけど跡を残しなくないなら医療レーザー脱毛がおすすめ
「ヒゲ脱毛でやけど跡を絶対に残したくない!」
そう思っているのであれば医療レーザー脱毛がおすすめです。
医療レーザー脱毛では、医師が常駐しているため、万一やけどがおきた場合もすぐにやけどを抑えたり、やけど跡にならないように適切な方法で治療を行うことができます。
また医療レーザーはエステサロンでの光脱毛よりも出力が強く、短い期間・回数でも脱毛の効果が高く永久脱毛ができます。
出力が高い分、エステサロンに比べるとやけどするリスクが高いです。
しかし最近ではメディオスターという低温で脱毛する、やけどしにくい機械でのレーザー脱毛もできるようになりました。
せっかく脱毛するのであれば、やけどをしにくく、効果もコスパもいい方法で脱毛したほうが圧倒的にお得です。
もしヒゲ脱毛を検討しているのであれば、参考にしてみてくださいね^^
まとめーヒゲ脱毛とやけど跡についてー
- ヒゲ脱毛ではやけどの跡になる可能性はほぼなし。
- やけど跡なりにくい医療レーザー脱毛がおすすめ。
このページでは、ヒゲ脱毛でのやけど跡のリスクや原因と対策方法について紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
せっかくヒゲをなくして肌を綺麗にしたいのに、やけど跡になるのは誰だって嫌です。
どの脱毛方法でもやけど跡になる可能性は限りなく低いですが、万全を期すのであれば医師のいる院で脱毛するのが一番です。
火傷しないための対策や予防もそうですが、より安全な脱毛方法を選んで快適な脱毛期間を過ごしてくださいね!
参考になったら幸いです^^